英国の若者はデジタルより紙!?

英国の若者の読書傾向についての新しい調査が発表され、デジタル世代でも印刷本がなお好まれている結果が出て出版関係者を喜ばせている。しかし「紙 vs デジタル」にだけ敏感な人が行うこの種の調査は、情報環境と情報行動という本質的な視点を欠き、無意味な情報に一喜一憂するだけに終わる。 … [Read more...]

「若者は印刷本が好き」という調査

インターネットに親しんだ青少年がどんな読書傾向を示すのかは、出版・メディア関係者が最も関心を示すテーマの一つだ。英国の Voxburnerという調査会社が16-24歳の青年(=1,420人)を対象に行った調査では、62%が、E-Bookより印刷本のほうがよいと答えたと The Guardian (11/25)が伝えている。だが、少し考えればこんな結果じたいには何の意味もなく、ただ漠然とした不安を伝えているだけだと分かる。問題なのは印刷本の限界なのだから。 … [Read more...]

米国の電書人口が年内に成人人口の半分へ

米国で最も権威ある世論調査会社ハリス社の調査によると、米国の成人(18+)の28%がKindleのようなリーディング・デバイスを使用していることが明らかになった。昨年夏には15%だったので、年を挟んで2倍近く伸びたことになる。2012年には普及率は50%近くに達する。またデバイス所有者の印刷本を含めた読書は活発で、年間20点以上を読む人は29%、11~20点が21%、6~10点が24%となっている。 … [Read more...]

児童書のデジタル化の可能性と課題 (♥)

米国はNYにある非営利団体、J.G.クーニー・センターが、昨年夏から秋にかけて、3-6歳児を持つ24の家族を対象に行った調査によれば、ほとんどの子供がE-Bookを好み、理解内容に差はない、という結果が出た。拡張E-Bookと在来型E-Bookとの比較もされているが、対話型のコンテンツの詳細を覚えていた者は、在来型で読む場合より少なかった (Digital Book World, 01/09)。 大きな潜在性を持ちながら、未開拓ともいえるこの分野の課題を考えてみた。 [全文=♥会員] … [Read more...]

E-Reader普及率が倍増:米国人6人に1台

米国の市場調査会社Harris Interactiveは9月19日、読書行動に関して7月に行った大規模な調査のレポートを発表した(標本=米国の成人2,183人)。E-Reader (専用読書端末)の保有率は昨年から倍増して15%となり、さらに15%が6ヵ月以内に購入を計画している。また、E-Readerの保有者は、一般の米国人よりもはるかに多くのE-Bookを購入している。とくに新しい発見はないが、E-Readerがさらに深く読書層に浸透し、それによって本の消費が活発になっているという傾向が確認された(PDFはこちら)。 … [Read more...]

E-Readerは子供の読書欲を刺激(米国調査)

米国で最近行われた、子供と家庭の読書傾向に関する調査の結果が公表され、両親に比べて子供のほうがE-Bookや読書に積極的という興味深い結果が明らかになった。9~17歳の6割あまりがKindleやiPadなどの電子デバイスでの読書に関心を持ち、同年齢の3分の1は、E-Readerで沢山の本に触れることができれば、もっと多くの本を「楽しみに」読むだろうと回答。むしろ成長にしたがって「本離れ」「携帯依存」が生じていく傾向が明らかになった。日本では「デジタルは人格形成にゆがみを生じる」とまで言われているが、ゆがんでいるのは中身を問題とせずにデジタルを憎悪する心であることを、今回の調査は示している。 … [Read more...]

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