米国著作権制度改革で議論が活発化

米国の著作権制度が有効に機能していると考える人はほとんどいないが、改善の方向性と手段についてのコンセンサスにはまだ遠い。下院のジュディ・チュー(民主党、カリフォルニア)と共和党のトム・マリノ(共和党、ペンシルヴェニア州)の両議員が6月12日に提案した討議草案 Copyright Office for the Digital Economy Act (CODE Act)に、出版界の2団体はそれぞれ異なる反応を示した。 … [Read more...]

大手出版社が図書館のE-Book貸出を解禁 (♥)

米国の大手出版社のサイモン&シュスター社(S&S)は6月26日、20の図書館群との間で行っていたE-Book貸出のパイロット・プログラムの成功を受けて、これを全米すべての図書館に拡大していくと発表した。また図書館向けのE-Book市場はなお発展を続けているとして、図書館協会(ALA)のリーダーシップや貴重なフィードバックを提供した図書館関係者に感謝している。[全文=♥会員] … [Read more...]

アシェットが図書館E-Book貸出を“解禁”

アシェット・ブック・グループ(HBG)は5月1日、米国内の公共図書館に対する貸出用E-Bookの販売に関するプランを発表した。全米図書館協会(ALA)などとの長い交渉や実験を経たもので、ビッグシックスの他社と比べて多少前向き加減となっている。少なくとも全カタログをオープンにし、回数無制限にしたことで、これまでのような無条件の「貸出禁止」は解けた。しかし、「印刷本の3倍」という価格は図書館の負担が重すぎるので半歩前進に過ぎない。 … [Read more...]

米国図書館協会が大手出版社への攻撃を開始

米国図書館協会(ALA)は11月28日、モウリーン・サリバン事務局長(写真=下)の出版社団体(APA)宛の公開書簡(9/24)や図書館のE-Book貸出に関する調査レポートの公表に続き、問題の公共性を広く伝えるためのメディア・キットを加盟図書館に配布したと発表した。デジタル時代の読書エコシステムにおける図書館の積極的役割を訴えることで、E-Book貸出を渋るグローバルな巨大出版グループに対する圧力を強め始めた。 … [Read more...]

全米図書館協会がE-Book貸出問題で報告書 (♥)

米国図書館協会のデジタルコンテンツ作業グループは8月8日、「公共図書館のためのE-Bookビジネスモデル」と題した報告書を発表した。図書館におけるE-Book導入が様々な実験が行われる過渡的段階にあり、出版業界に対して一律に採用される単一のビジネスモデルを考えることは現実的ではないと評価し、出版社や流通業者との契約のための複数のモデル、および避けるべき条件について提案・提言している。当初の感情的議論が消え、課題・論点が整理され、現実がデータで裏付けられ、様々なアイデアが提案・実行される段階に入っているようだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

米国図書館とランダムハウスがE-Book貸出で合意

米国では図書館のE-Book貸出が急増する中、これに警戒的な大手出版社が貸出用電子コンテンツの販売を停止してきたが、ニューヨークで最近行われた米国図書館協会(ALA)の首脳とランダムハウス社(RH)との交渉がまとまり、価格引上げで合意に達した。つまり図書館向け価格を設けることでE-Bookの貸出を認めるという合理的・市場的な解決を見たことになる。RH社は図書館の活動への協力姿勢を強調している。 … [Read more...]

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