オープン学術E-Bookの利用方法開発へ

出版シンクタンクの The Book Industry Study Group (BISG) は5月6日、「オープンアクセスE-Bookの活用法」に関するホワイトペーパーを刊行した。漠然とした原理だけで、具体的な共有ルールに至っていないオープンアクセス・コンテンツの活用を促進するためのイニシアティブの一環で、NPOのAndrew W. Mellon Foundationが資金援助して行われたもの。 … [Read more...]

BISGが来年度の活動計画を発表

ブライアン・オリアリー事務局長の下でリセットを進めている米国の出版シンクタンクBISGが2017年のプログラムを発表した。毎月2回のウェビナー、年6回のテーマ別セミナー、4回のカンファレンスと、交流・啓蒙のミーティングが多数組まれているが、デジタル時代のサプライチェーン再構築に的を絞っているのが特徴だ。 … [Read more...]

米国BISGの再建と再挑戦

米国書籍産業のシンクタンクBook Industry Study Group (BISG)の事務局長に、著名なコンサルタントで理事を務めていたブライアン・オリアリー氏が就任した。ここ数年の内部混乱で業界内外の失望を買い、火中の栗となっているポストを引き受けた新事務局長は「できることをやって信頼を回復する」必要を語っている。 … [Read more...]

2013年のE-Bookはバブルなしで成長

米国出版社協会(AAP)とシンクタンクのBISGが共同で行っているBookStats レポートの2013年次版 (Vol.4)が発売され、出版社1,600社のデータに基づく卸販売額が明らかになった(→リリース)。総売上はほぼ横ばいの270億ドル(部数は25億9,000万)。商業出版は前年比1%減の146億3,000万ドル。E-Bookの売上は、金額で横ばいの30.6億ドル。部数は10.1%増5.1億冊。 … [Read more...]

米国市場デジタル化第2弾への底流

米国出版業界のシンクタンク BISGのE-Book消費者動向レポート(Vol. Ⅳ-2)については先々週にご紹介したが(本誌、11/05)、市場シェアについてのデータが明らかにされたので (DBW, 11/14)、あらためて取り上げてみたい。ひとつはストアのシェア、いまひとつは、出版分野別の消費者の選好(紙とデジタルのどっちがよいか)。後者では実際の市場データ(デジタルはまだ3割)とかなりのズレを示しているのが気になる。 … [Read more...]

米国でE-Bookは本当に失速したのか?

米国出版業界のシンクタンク BISGが行った最近の調査 (Vol. Ⅳ-2)によって、E-Book市場の成長が販売部数で30%、金額で15%というラインで停滞していること、また消費者が紙とデジタルの(二者択一より)バンドルに高い関心を持っていることなどが明らかになった。また、デバイスについては、アマゾン/Kindle専用機の強さを示している。E-Book市場が「停滞」に入ったと受け取られやすいが、それは大きな誤解を招く。 … [Read more...]

米国BISGの転換に見るデジタル指向 (♥)

米国出版産業のシンクタンクであるBook Industry Study Group (BISG)は9月27日にニューヨークで年次総会を開催し、ケン・マイケルズ会長(マクミラン社)から新しい活動指針が発表された。イノベーションを促進することを前面に押し出し、その表明として「書籍産業」という名称の変更を検討していることを明らかにした。書籍からコンテンツへ、ということか。[全文=♥会員] … [Read more...]

米国デジタル出版革命の総括 (3) 読者の実像(♥)

これまで「消費者/読者」の実像についてはほとんど知られていなかった。BISGは購入パターンを軸に、性別、世代別、属性別などの項目を組合せることで、かなり詳細に描き出している。それによるとの市場は、中年女性が優位を占める「パワー・バイヤー」と呼ばれる優良顧客層が消費をリードしている「アマゾン王国」ということになる。彼女らが『フィフティ・シェイズ』現象を現出した。日本の出版の課題は、巨大なポテンシャルを持つ大人の女性を掴む(=女性読者に奉仕する)ことではないだろうか。[全文=♥会員] (図はギリシャ神話のアマゾンの戦いを描いた絵) … [Read more...]

読む本によってデバイスの選好は変わる

米国の出版シンクタンクBook Industry Study Group (BISG)は4月5日、デジタル読書の動向に関する最新の「消費者態度」調査の結果を発表し、いくつかの興味深い傾向を示した(調査=バウカー社)。初めてタブレットが専用リーダをリードし(44-42)、さらに差を広げるのではないかと予測されている。それ以上に注目されるのは、デバイスと出版ジャンルの関係。いくつかのフィクションでは引き続き専用リーダが優位を占めたのに対して、ノンフィクションではタブレットが優勢という具合。 … [Read more...]

読書もプラットフォームもハイブリッドに

米国の出版シンクタンクBISGが発表した「E-Book読書に関する消費者態度調査」で、E-Bookばかりをもっぱら読んでいる消費者の割合が、2011年8月の70%から2012年5月の60%に、10ポイントの減少を見せたことが明らかになった(PublishersWeekly, 8/2)。同時に、E-Bookあるいは印刷本のどちらか一方に偏らず、ジャンルによって分けている、という人は25%から34%に増加しており、ハイブリッドの傾向が顕著になっている。また、デバイスではKindle Fireが初めて20%台に達し、iPadを抜いた。これらの数字が語ることは小さくないと思う。 … [Read more...]

EPUB 3.0 Support Grid発行と標準普及への道

米国出版産業のシンクタンクBISGは5月31日、昨年11月に制式化されたEPUB 3.0標準の各機能に対するブラウザの対応状況を一覧可能にしたEPUB 3.0 Support Grid(以下E30SG)を公開した。コンテンツ開発者や事業企画者に簡単な確認資料を提供する目的で、専門家とユーザーが協力して作成されており、毎月更新される。EPUB3の構成機能はかなり大掛かりなので、こうした情報はビジネスに不可欠なものだ。日本語機能について、日本の関係者の協力が期待される。 … [Read more...]

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BISGがメタデータ・レポートを刊行

米国出版産業のシンクタンクであるBISGは6月27日、デジタル・サプライチェーンのステークホルダーである出版社、小売、ベンダーの各主体が書籍メタデータをどう使うべきかに関して、現状と動向を調査・分析・解説した報告書「書籍商品メタデータの開発・利用・修正」を刊行、発売した。BISG会員は$199、非会員は$499で提供される。37ページとしてはかなり高価だが、30社あまりのインタビューに基づいた利用と応用、成功事例など実践的な情報を含み、他では得られない内容となっている。メタデータは一見難しそうに見えるが、本の「見つけやすさ」「選びやすさ」に関わることであり、利用サイドから考えれば難しいものではな … [Read more...]

米国BISGがメタデータ利用の現状をレポート (♥)

米国出版産業のシンクタンクであるBISG (Book Industry Study Group)は、メタデータに関するレポートを発表し、出版社、サービスプロバイダー、卸売業者、小売業者、メーカーのいずれもが現状の標準に満足しておらず、ONIX 2.1のコアエレメントに39の新要素を追加することを求めていることを明らかにした。メタデータは、ネット上のコンテンツの「見つかりやすさ」を求める今日のマーケティングに不可欠なものとして、業界全体の関心を集めている。このレポートは、新規要素へのニーズが増大していることを示しているが、ONIXの有効性に疑問も生じている。(全文=♥会員) … [Read more...]

普及するタブレット読書、しかしiPadユーザーは…

米国出版産業のシンクタンク、BISGがバウカー社と共同で行った最新の調査によれば、タブレットでE-Bookを読むユーザーは、昨年末の20%から25%に上昇し、同時にiPadのシェアが昨年末の3分の2から5分の2あまりに減少した。デジタル読者に占めるシェアでは、AndroidがiPadを逆転して(6→)15%に、iPadは10%にダウン。KindleのE-Ink機のシェアは40%あまりで安定し、Kindle Fireを含めて50%あまりのシェアを維持していると見られる。 … [Read more...]

E-Bookは読書量を増やしているがiPadは?

米国出版産業のシンクタンクであるBISGは4月30日、E-Bookのリーディング・デバイスとしてのタブレットの人気が高まっているとしたレポートを発表した。2009年以降、厳密な手法に基づいて実施されているこの調査で、タブレットをファースト・チョイスとするユーザーは昨年8月の13%弱から、半年間で一挙に24%に上昇し、逆に専用E-Readerは72%から58%に急落した。しかしその上昇は、iPad(+1ポイント)によるものではなく、Kindle FireとNookなど非アップル製品(+9ポイント)によるものだった。 … [Read more...]

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