AEが解明した米国商業出版の全体像:(1)構図

今年のDigital Book World (DBW)では、AuthorEarnings.com (AE)のデータ・ガイが基調講演で登場し、2016年の米国商業出版を定量的、マクロ的に分析した講演を行った。こうした役割は、これまでニールセンやBISGなどの専門統計機関のトップアナリストが果たしてきたものであり、DGがこれを語ることに感慨を禁じ得ない。 … [Read more...]

米国ベストセラーの平均価格が5ドル台に

米国のE-Bookベストセラーの価格動向をウォッチしている Digital Book Worldは、先週のトップ25の平均価格が一気に1ドル近く低下し、過去最低の 5.41ドルとなったことを明らかにした (DBW, 9/11)。19点を大手5社が占める中での結果であり、最近のトレンドと照合してみると、年内に5ドルの線を割る可能性も出てきた。6月には一瞬9ドル近くにまで急上昇したが、定着しなかったことになる。 … [Read more...]

5年目迎え複雑さが見えてきた米国E-Book市場

米国で開催中のDigital Book Worldカンファレンスでは、次々と注目すべき調査の結果が発表されている。細部に目が行き届くようになった結果、これまでのように成長を続ける山の高さと大きさだけでなく、峰・尾根・谷・植生・地質などの山容が見えてくるようになった。E-Bookという山は、かなり複雑な形をしており、しかも急速な変化を止めていないのでアプローチは単純ではない。 … [Read more...]

第2弾の点火へ、転機に立つ米国市場 (♥)

本誌では、米国における2009-2011年のE-Bookの爆発的成長は、本というものが印刷本と従来型出版の重力圏から離脱するための推進力を与えたと考えている。出版の重力はとてつもなく大きかったが、アマゾンのプラットフォームはついに離脱に成功し、他のサービスもそれに続いた。その次に来るものは、安定成長だろうか、それとも別の惑星への自由な飛行だろうか。最新の調査は、米国の出版関係者が、これまでのような直線的な成長が終わりつつあると感じていることを示している。[全文=♥会員] … [Read more...]

ビッグバンで多様化する米国市場

BEAに隣接してNYで開催されたIDPFのDigital Bookカンファレンスでは、米国の市場動向が、ユーザーやプラットフォームなど様々な角度から紹介され、また出版関係者がE-Bookで直面する課題について、活発な議論が交わされた。また今回は講談社(電書協)の野間氏、ボイジャーの萩野氏をはじめ少なからぬ日本人関係者が参加し、発言したことも特筆すべきことだろう。筆者は参加していないので、Book Businessの取材記事などに基づいて、間接的に得られた情報をごく大ざっぱに紹介、コメントしていきたい。 … [Read more...]

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