米国書店商協会(ABA)がB&T撤退への緊急プログラムを発表

ドイツの取次最大手KNVグループが2月に「突然」倒産したように、出版流通では規模や歴史に関係なく撤退を考えておくべき時代となった。重要なことは、出版において「著者と読者」以外のすべての出版関連ビジネスは、Webを意識した再構築を迫られる時代となった。出版社と書店は「取次」なき時代に出版をどう立て直すか。 … [Read more...]

アマゾン・ジャパン「直取引」拡大の意味

アマゾン・ジャパンは、出版社との直接取引を段階的に拡大してきたが、出版社へ直接集荷・宅配するサービスを今秋までに始めることを日経新聞(3/22)が報じた。日本の書籍流通の根幹であり「鉄壁」とも考えられてきた取次-書店チャネルが、あっさりと回避できるとすれば、E-Bookへの心理的抵抗などは容易に解消に向かうだろう。 … [Read more...]

栗田倒産が起動した「業界」解体のシナリオ

昨年2月に拙稿「日本的出版流通解体へのカウントダウン」を掲載し、「現在の出版業界は、5年以内、あるいは売上規模1兆2,000億円、アマゾン・シェア30%あまりの水準で独立性、一体性を失い、分解を始めるだろう。」と予想した。果たして「業界」の要と言える「取次」の一角が崩れたが、その処理過程はさらに次の段階の始まりを予告するものとなるだろう。 … [Read more...]

日本的出版システムの命数(2):アマゾン「お買い得キャンペーン」(♥)

アマゾンは、ビジネスモデルの土台に出版(正確には本の消費行為)を位置づけている、世界で唯一のメタ小売企業である。音量より音色やダイナミックレンジに注目する。つまり別の視点で市場をミクロ/マクロに観察し、じっくり腰を据えて的確なアプローチをしてくる。いわゆる「黒船」スタイルと正反対の柔軟なものだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

日本的出版システムの命数(1):取次の空洞化

6月26日、取次準大手の栗田出版販売が倒産した(民事再生申請)。同じ日、アマゾンは「夏の読書推進お買い得キャンペーン」で、(かつての)ベストセラーを含む110タイトルの2割引販売を開始した。再販制の下で、出版社と書店の間のインタフェースとして機能してきた取次というビジネスに何が起こっているか。 … [Read more...]

Scroll Up