泥沼化するEUのE-Book価格問題

E-Bookの普及は北米と英国において普及が進み、統計上の問題はあるが、最も保守的な予測によっても、2018年までには商業出版物の4分の1から3分の1を占めることは確実と見られている。それに対して大陸欧州には10%に届いている国はない。理由は、とにかく高いこと。本は価格弾力性がとても高い商品なのだ。 … [Read more...]

「デジタル迫害」課税の現状

世界的な出版社団体である国際出版社協会(IPA)は7月20日、79ヵ国を対象とした紙とデジタル書籍への課税の比較調査の結果を発表し、E-Bookへの平均税率が印刷本の2倍にも達することを明らかにした。消費税制というものは市場をある方向に誘導する働きがあるが、多くの国の行政・立法府は明らかに紙を「支持」しているといえよう。 … [Read more...]

「E-Bookはサービスである」とEU。

EU司法裁判所(最高裁)は3月6日、フランスとルクセンブルクがE-Bookに適用している低い付加価値税(VAT)率がEUの定める規則に違反するという裁定を下した。両国は印刷本に対する税率(各5.5%と3%)をそのまま適用しているが、裁判所はこれらが「電子的に提供されるサービス」にあたり、上記税率は「違法」であると判断した。 … [Read more...]

E-Bookの国際課税紛争の虚像と実像 (♥)

欧州委員会(EC)はフランスとルクセンブルクの政府に対し、E-Bookへの付加価値税(VAT)を一方的に(印刷書籍並みに)引下げているとして条約違反の審理手続に入ることを通告した。「競争条件を歪めている」というのがその理由だが、ECは2013年まで税率の見直しを行わないことにしており、EUにおけるE-Bookの普及を阻害するものとなろう。日本でも海外サービスへの消費税課税が問題となっているが、国境を越える21世紀の現実とまともに向き合う知恵を、各国の法務官僚に期待しても無理だ。 [全文=♥会員] … [Read more...]

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