オーディオブックはスマートフォンによって復活し、スマートスピーカによって飛躍の舞台を与えられたが、そこには必然性も社会的ニーズも十分にある。在来出版社がこの古くて新しいメディアに挑戦するには、この10年が最後の機会になると思われる。音声言語こそ、スマートとともにデジタル出版戦略の中心コンセプトとなるものだ。[全文=♥会員] … [Read more...]
Echoを理解するための3つの鍵 (1)Echoへの道
アマゾンEchoが日本でもリリースされ、Alexaの日本語サービスが開始された。これはメディア/コンテンツ・ビジネスのためのインタフェースでもあり、長期的に大きな影響を及ぼすことになるのだが、「AI/スピーカー」といった紹介が多く、Kindleの場合と同様その意味が認識されるには時間がかかりそうだ。そこでアマゾンの戦略をおさらいして、メディアビジネスとしての機会を考えてみたい。 … [Read more...]
音声エージェントが大市場を形成する
米国のデジタル・メディア/マーケティング調査会社 eMarketerは、米国の音声エージェント関連市場が順調に成長しており、とりわけアマゾンEchoのようなスピーカ型デバイスの成長が著しいとするレポートを発表した。この不思議なスピーカーはメディア/消費行動をどう変えていくだろうか。 … [Read more...]
アマゾンEchoに次世代製品 (♥)
アマゾンが戦略商品のEchoに、新しい製品ラインを開発している。これは音声エージェント対応ガジェットとして最初に成功したEchoが、さらに地歩を固め、Googleなどの挑戦を退けるためのものと考えられている。しかしその新製品は、なんとタッチスクリーン付のスピーカー。機能的にはタブレットと変わりがないものだ。 … [Read more...]
アマゾンが「八代目」Kindle来週発表
Wall St. Journalは4月5日、アマゾンがKindle 第8世代のハイエンド製品を来週にも発表することを報じた。ジェフ・ベゾスCEOは4月4日に「まったく新しい、Kindle最上位機種がほぼ完成」とTwitterで明らかにしたこともあり、次世代Kindleへの関心が高まっている。来週になればわかることだが、外れるのを承知で予想してみるもの悪くない。 … [Read more...]
アマゾン・ラジオのビジネスモデル (♥)
アマゾンが本気で「ラジオ放送」を目ざしていることが明らかになった。しかし、これは20世紀最初のマスメディアで、根強いファンはいても最も弱い旧メディアと見做されてきたラジオと同じではない。これが強力なメディアとなり得るためには、システムとビジネスのインフラが噛み合う必要がある。[全文=♥会員] … [Read more...]
アマゾン・アレクサがKindle本を読む
アマゾンは、Echoで提供するサービスに、ユーザーがクラウド上に保管するKindleコンテンツを音読する “Kindle Books by Alexa”を追加した。オーディオブックとは別物だが、なんとか我慢できる合成音声でタダで読んでくれる。音声技術の一般化は、「声」メディアとしてのA-Bookに何をもたらすだろうか。 … [Read more...]
アマゾン第2世代Echoはホームオートメーション志向
アマゾンは9月27日、新製品発表のプレス・イベントを開催し、Echoシリーズを中心としたラインナップと4KのFire TVを公開した。10周年を迎えるKindleが含まれなかった理由は不明だが、おそらくメディアのフォーカスがぶれることを警戒したためとみられる。AlexaとEchoはアマゾンの明日をリードするものだ。 … [Read more...]