W3Cは6月19日、第1回W3C Publishing Summit を11月9-10日にサンフランシスコで開催すると発表した。標準策定活動を担うPublishing Working Group (PWG)を先週発足させ […]
IDPF
出版とWebの融合を考える
IDPFとW3Cの合併がようやく発効したが、デジタル出版の標準化とWebでの出版の標準化の活動が統合されただけで、そう喜んでいるわけにはいかない。在来の出版ビジネスのデジタル転換は停滞しており、何よりも商業出版社に戦略が […]
Publishing@W3Cがスタート
IDPFとW3Cの合併が2月1日、W3Cのティム・バーナーズ-リー氏から正式に発表された。最終段階で反対論が出て揉めていたが、7ヵ月に及んだ合併ドラマは、IDPF会員の88%が11月の提案を支持したことで完結した。しかし […]
マッコイ氏最後の説得 (3)出版の再生 (♥)
ビル・マッコイ氏は1987年以来、一貫してアドビ・システムズに籍を置いており、出入りの激しい業界では珍しい「永年勤続型」幹部だ。彼にとって「デジタル出版」は終生のテーマであったように思われる。彼の文章は解説を必要としない […]
マッコイ氏最後の説得 (2)W3Cは出版の飛躍の場
マッコイ氏の「説得」の後半をお届けする。ここではW3Cという「場」が持つ意味が強調されている。IT標準化コミュニティの中心に近い人以外には簡単に理解して貰えないが、これは真実だ。狭い標準は、広い標準に呑み込まれる。HTM […]
マッコイ氏最後の説得 (1)出版の未来はWeb
「IDPFを救え、EPUBを救え」委員会声明については先日の拙稿で紹介したが、IDPFのビル・マッコイ事務局長がDBW (1/18)において反論を行った。合併に関する事実誤認を指摘しつつも、W3Cのもとでの将来のEPUB […]
IDPF=W3C合併に土壇場の反対行動
W3CとIDPFとの合併(と後者の解消)は、すでに時間の問題と考えられているが、OverDriveのスティーブ・ポタシュCEOなどは「IDPFを救え、EPUBを救え」というイニシアティブをデジタル出版コミュニティに向けて […]
2016-17年のトレンド:(9) Web化する出版
出版における標準化とは、今日から明日につながる出版を定義するものである。ここでは商業出版だけではなく、あらゆるタイプの出版が、連携を保ちつつ多様なコンテンツとサービスを発展させるための産業=技術インフラが求められる。ID […]
Ember BoldフォントとKindleの「太字」問題
アマゾンは最新世代Kindle向けファームウェアの更新(5.8.7)でEmber Boldフォントをメニューに追加したことを明らかにした。Kindleが太字書体を使えない状態を放置してきたことは、弱視に苦しむ少なからぬユ […]
BISGが来年度の活動計画を発表
ブライアン・オリアリー事務局長の下でリセットを進めている米国の出版シンクタンクBISGが2017年のプログラムを発表した。毎月2回のウェビナー、年6回のテーマ別セミナー、4回のカンファレンスと、交流・啓蒙のミーティングが […]