アマゾンの「KDP Print」のサービスが(日本を除く)数ヵ国で開始され、この会社が一貫して目指してきた出版サプライチェーンのイノベーションが完成に近づいてきた。しかし、PoDの歴史は意外と長く、内容は千差万別だが、K […]
KDP Print
アマゾン Createspaceが今春サービス停止する理由は?
アマゾンの自主出版サービス会社 Createspaceは1月24日、現在の顧客に対して同社が今春4月20日をもって営業を停止すると通知した。受託したファイルの更新は3月15日まで受け付け、すでに発行されたタイトルには影響 […]
デジタル時代の出版エコシステム:(3)本は基本
筆者は、アマゾンのデジタル・コンテンツ戦略が、本を軸とした(とくにコンテクスト/ネットワーク)の拡大・深化に支えられたマルチメディア展開であると考えている。局面を変えるのが「キラー・コンテンツ」だとしても、それを支えるエ […]
出版エコシステムの近未来:(2)単純と複雑(♥)
デジタルによって出版のサプライチェーンをシンプルにして機会を拡大することが、アマゾンの戦略の基本であると思われるが、それは一面であって、出版概念そのものが拡大していることを忘れてはならない。デザイン的には、シンプルさは複 […]
出版エコシステムの近未来:(1)アマゾンの戦略
先週の記事で紹介したアマゾン KDP Printは、キンドル出版者のためのオプションとして「簡易印刷本」を加えたものだが、紙とデジタルの両方を同時に選択肢とする、統合された出版プロセスという方向性を示した。そこでその関係 […]
KDP Print=紙とE-Bookの統合:(2) 価格/品質革命(♥)
「紙 vs. デジタル」が無意味であること、どちらもオンラインに吸引されていることは米国市場の実態が示している。アマゾンは、フォーマットの選択を読者に近づけることでさらに多くの出版者を惹きつけようとしている。価格を下げれ […]
KDP Print=紙とE-Bookの統合: (1) PoD
アマゾンは昨年夏からテストしてきたKDP Printを公開ベータ版に格上げして商業サービスへの準備に入った。これはデジタルと紙の市場を透過的にすることで、KDP本の市場を拡大するものと考えられる。これまで「印刷本の電子化 […]