旧出版との和解によるゲームチェンジへ(2)♥

これはアマゾンの年来の計画を始動させると筆者は考えている。Kindle革命以後分裂している出版エコシステムの統合である。分裂は2012年以降、出版を在来出版とインディーズ出版、実書店とオンライン書店とに引き裂いて亀裂を深めてきたが、マイクロサイズ出版を共有することで和解と協調、建設的競争の条件が創り出される。[全文=♥会員] … [Read more...]

旧出版との和解によるゲームチェンジへ(1) ♥

KSの路線転換は、十分な成果が挙げられなかったからではない。むしろ正反対で、成果をより拡大するためだ。その象徴がジェームス・パタースンらのビッグネームの参加だろう。これまで出版のデジタル化は、読者には(デジタルデバイスでの読書で)支持されているものの、書店で商売をしてきた人々の多くは顔を背けていた。いまや潮目は変わった。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾンKindle Singles の方向転換

印刷本(書店陳列本)のサイズに適合しない短編・小論をシリーズ化したKindle Singles (KS)は、2011年にスタートし、定着しているが、編集長の交替で編集方針を一変し、公募方式から重量級作家への直接委嘱方式にして業界を驚かせた。効果は一目瞭然で、Kindle発の「ビッグネーム」がベストセラー上位を独占している。その意図は何か? … [Read more...]

Kindle Singleは21世紀の雑誌プラットフォームか?(♥)

Kindle Singleのブラム氏については、本誌でも以前紹介した。『ニューヨーカー』誌の編集長などを歴任し、1950-80年代の雑誌黄金時代を担った往年の大編集者の経験と人脈、そして豊富なアイデアを、アマゾンは高く買っている。KSCは、おそらく彼の傑作となるだろうが、もしかするともっと奥が深いのかもしれない。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾンが古典的雑誌記事シリーズを刊行(♥)

米国アマゾンは、時代を象徴するものとされる有名な著者による論説やストーリー、エッセイを収めた Kindle Singles Classics (KCS)という新ブランドをKindle ストアでスタートさせた。スタート時点で137点が用意されており、基本価格はそれぞれ99セント。しかしKindle Unlimitedの利用者は無償で提供される。[全文=♥会員] … [Read more...]

「偉大なジャーナリズム」の復興は可能か? (♥)

アマゾン出版は7月25日、ショートフォームの新シリーズとして Kindle Singles Interview をスタートすることを発表した。世界のリーダーや著名人とのインタビューをシングルの体裁にしたもので、Singles にハイレベルの雑誌が担っていた役割を演じさせようとしているとみられる。最初の1点は、まもなく90歳を迎えるイスラエル大統領のシモン・ペレス氏を取り上げた“The Optimist” ($0.99)。新たな中東和平交渉を前に、様々な意味で話題性の大きい人物を選んでいる。これはNYのベテラン編集者ブラム氏の新しい取り組みだ。 [全文=♥会員] … [Read more...]

成長しグローバル化するショート・コンテンツ市場

ショート・コンテンツは、アマゾン Kindle Singles が定義し、開拓したことで重要なフォーマットの一つに成長しつつあるが、米国の専門メディア Thin Reads は、KSの今年Q2の出版点数が96点となり、Q1に比べて18%増加したことを明らかにした。内訳ではノン・フィクションが50点、フィクションが46点だった。Singles のシリーズは、膨大なE-Bookコンテンツの大河の中の1滴というほどのものだが、2011年の立上げ以来450万以上のダウンロードを達成している。 … [Read more...]

ショート・コンテンツ市場の発見と創造 (♥)

NYタイムズは4月22日の読書欄でアマゾン出版の Kindle Singles を取上げた記事を掲載した (By Leslie Kaufman, 4/22)。これまで実績など詳細が明らかでなかったこのショート・コンテンツの状況をデイビッド・ブラム編集長とのインタビューから聞き出すことに成功している。27ヵ月で345点という出版点数(価格は1~3ドル)に対して、販売数は500万(月間18.5万、毎日6千)というと相当な規模だ。しかし、戦略的意図はそれ以上に重いものがある。[全文=♥会員] … [Read more...]

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ショートで築くアマゾン流出版エコシステム (♥)

アマゾンは昨年1月からショート・コンテンツKindle Singlesを配信しているが、このほどダウンロード数が200万に達したことを、PaidContent (05/13/2012) が独占記事として伝えた。これまで165点を刊行し、毎週3点ほどを追加している。まだ数百万ドルの市場と侮れないのは、この市場を開拓しているのがアマゾンで、自主出版と本格出版をつなぐリンクとして重視しているからだ。出版社の評価が、どれだけ価値ある新人・新作を世に出したかで問われるとすれば、アマゾンはじつに正攻法なアプローチをしていることになる。 [全文=♥会員] … [Read more...]

E-シングルの可能性と課題(1):ローリスク・デジタル (♥)

E-Bookはペーパーバックなどに脅威を与える一方で、印刷書籍としては商品にならなかった「中途半端」な長さの安価なコンテンツ(E-singles)を事業化する機会を生んでいる。アマゾンがKindle Singlesで先鞭をつけたが、アップルのiBooksでも成功したことで定着した。大手出版社からニュースメディアまで参入の動きが広がっており、ブランド化の動きもみられる。書店からクレームを受ける可能性がないので、日本の出版社にとっても、E-Bookビジネスの入門になるかもしれない。 … [Read more...]

アマゾンがほどよい長さのKindle Singles

アマゾンは1月26日、Kindle SinglesというショートE-Bookの販売をスタートさせた(英文リリース)。イアン・アイレス、ジョディ・ピコーなど知名度の高い著者を含む未発表のフィクションとノンフィクション9点がリリースされた。価格は$0.99~4.99で、ほぼ30~50ページのコンテンツが提供されている。「思わず引き込まれるアイデアが自然な長さで」というのがアマゾンのキャッチフレーズで、「雑誌には長すぎ、本には短すぎ、でも読むにはちょうどいい」この長さのシリーズを売り出している。 … [Read more...]

アマゾン「シングル」で短編市場開拓

アマゾンは10月12日、“Kindle Singles”という新しい「短編」本のシリーズを発表した。プレスリリースによれば「New Yorkerの記事の2倍以上、通常の本の数章分の長さ」のコンテンツがこれに入るというが、1万~3万ワード(30~90ページ)の読みやすいものがこれに入るようだ。価格は発表されていないが、eBOOK NEWSERは、iTunes Singleの99セントと予想している。 … [Read more...]

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