ウォルマートeBookstoreの挑戦(1): 本

ウォルマートが8月21日、Walmart’s eBookstoreを開設した。米国でのKoboの存在が薄く、ウォルマートと本との結びつきも強くないので、注目は高くない。しかし、ウォルマートがコマースでこの数年間で築いてきたことから考えて、これは書籍市場にとっての転機となるかもしれないと筆者は考えている。この会社はイノベーションの意思と体制を持っているはずだ。 … [Read more...]

ドイツ攻略でKoboが躍進

楽天は、2017年のKoboの全世界売上げが前年比で60%増加したことを明らかにした。これは昨年、ドイツのTolinoを買収したことによる。それを除いた売上増がどの程度かは明らかでないが、堅実な増加を示している。成長分野のオーディオブックを加え、定額制の Kobo Plusを開始したことで、「ナンバー3」の座は固めたと思われる。 … [Read more...]

KoboがShelfieを買収、書店との連携に活用(♥)

Rakuten Koboは4月5日、E-Bookのバンドリング・サービスを提供していた同じカナダのShelfie(バンクーバー)を買収したと発表した。Shelfieは今年1月末で閉鎖されており、Koboをプラットフォームとして再出発する。2月7日の本誌記事でも指摘した通り、この買収はきわめて自然なものと考えられる。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾンモデルを踏襲するKobo Plus

Kobo Plusの版権料支払いのルールが徐々にわかってきた。先行サービスの「クラッシュ」事例を踏まえた安全第一のもので、不安はないものの、出版者と読者の期待と満足を得るには、コンテンツの集め方、見せ方などで他にない独自のテイストをつくる努力が必要だ。オランダ語圏でのスタートは、慎重姿勢を反映していると思われる。 … [Read more...]

Koboが定額サービスを開始

日本についての発表はまだないが、Koboは定額制サービス Kobo Plusの提供を一部で開始した。執筆時点で確認できたのはオランダ、ベルギーだけで、各国のサイトで順次立上っていくと思われる。定額制サービスのニーズとリスクに関しては様々な事例で知られるようになったが、Koboの遅れたスタートは定額モデルの必要性が認識されたことを意味すると思われる。 … [Read more...]

楽天がドイツTolinoを買収 (♥)

ドイツ・テレコム(DT)が年末に、保有するTolinoの株式を日本の楽天に売却する申請を独禁当局に行っていたと報じられた。確認されたのは「ドイツ・テレコムからE-Book技術に関する資産を購入する件で合意に達した」というまでで、Tolinoという名前が特定されているわけではない。しかし、ほぼ確実なようだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

「ベストな書店」を目ざすKobo

カナダの主要日刊紙Globe and Mail (2/19)は、Koboのマイケル・タンブリンCEOを取上げてかなり長文の記事にした。地味だが着実に本の読者のための仕事を続ける生き方は、間違いなく読書人の共感を得るものだ。それこそがNookとKoboの違いだろう。課題は、やはりエコシステムの独自性と展開力にある。それがなければ米国で成功しない。 … [Read more...]

Koboが米国で書店提携プログラム

米国で停滞しているKoboは5月27日、米国書店協会(ABA)との新しい提携プログラムを発表した。“eRead Local”と称する新規会員獲得にインセンティブを提供するこのプログラムは、今夏にスタートし、100日間継続する。デバイス販売にフォーカスしたものの機能しなかった旧プログラムを見直したものだが、十分に魅力的なものではない。 … [Read more...]

Koboが高性能・低価格のE-Readerをリリース

Koboは4月7日、同社の主力デバイスとなるE-Readerの最新版、Kobo Glo HDを欧米など向けに発表した。「読書を人生の中心的価値と考える人」をターゲットとしたとしており、印刷本の読書体験の実現を意識し、画面解像度など性能的には最高水準ながら125ドルと挑戦的な低価格を打ち出したのが特徴。発売は5月1日から。 … [Read more...]

Koboは構造変化を乗り切れるか(♥)

楽天は2月12日、2014年Q4および年次の業績発表を行った。Koboに関する数字はわずかだが、ここから推定できることを考えてみたい。本誌の推定では、2014年のKoboは急拡大したデバイス部門の赤字による事業収支の悪化を阻止することに終始し、期待された「ソニー効果」もなかった。では今年のポイントは何か。[全文=♥会員] … [Read more...]

KoboがE-Inkと提携しサードパーティに提供

Koboは12月2日、E-Inkホールディングスと提携し、Koboストア・アプリをサード・パーティ系E-Readerに対して提供するプログラムを発表した。パートナー獲得を目ざしているが、自社デバイスの拡大が遅々とした現状で、依存度を減らしてベースを拡大する方向に転換したものと思われる。 … [Read more...]

Koboが法廷に提出した意見書の信憑性

米国において「エージェンシー価格制」は過去のものとなり、大手出版社も前向きに価格設定と取組んでいるが、隣国のカナダはまだ決着していない。独禁当局は先月4つの出版社との和解を発表したが、それに異議を唱えたのが地元のKoboだ。それ自体にあまり意味はないが、その意見書の中で、米国における固定価格の終焉が同社のシェア低下を招いたと述べていることには注目しないわけにいかない。 … [Read more...]

「2位じゃダメなんですか?」

ソニーは北米市場のReaderストア事業から3月に撤退することを明らかにした。同社はE-Readerを製造販売した最初の企業の一つで、Kindleに先んじて2006年9月に事業をスタートさせたが、デバイスに関しては、昨年新製品の発売を断念することで撤退を表明していた。顧客の移管先はKobo。欧州と日本でも順次撤退していくと考えられている。シェアが少なく、継続する意味が乏しいからだ。 … [Read more...]

$1.99は自主出版E-Bookの最適価格でない

米国でベストセラーE-Bookの平均価格が5ドル台に収斂しつつあるなかで、自主出版タイトルの価格設定が再度注目されている。最近の実績データによれば、一般的な価格である $1.99というのは人気がなく、むしろ$2.99から始めて徐々に上げていく傾向がある。もしかすると、自主出版本ほどベストセラー本より高いほうが無難なのかもしれない。 … [Read more...]

アマゾン対抗へKoboがデバイスで先手

Koboは8月27日、秋冬のハイシーズンを前に6.7型E-Reader (Aura) と7型/10型タブレット Arc の新製品をそれぞれニューヨークで発表。同時に子供向け書店の立上げとWebアグリゲーターの Pocketとの提携を明らかにした。「読書を生活の中心に置いている人々」を獲得するための戦いにおいてKobo の武器となるものというタンブリン副社長のコメントには、Nookの凋落の間隙に乗じてシェア獲得を狙う姿勢が見て取れる。 … [Read more...]

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