数字が示す出版デジタル化の裏側

1月にNYで開催されたDigital Book World Conference (DBWC)では、調査会社 Nielsen Bookのジョナサン・ノーウェル社長が同社のBookScanの膨大なデータ(→スライド)を駆使して2014年の米国出版界年間動向を解説した。Book Businessのエレン・ハーヴェイ氏が要領よく5つのポイントにまとめているので、ここに紹介・共有しておきたい(BB、02/10)。 … [Read more...]

定額サービスは販売を補完していた

先日、アマゾンのグランディネッティ副社長が、Kindle Unlimnitedについて、サービス利用者の消費額が増えていると発言したことを紹介したが、このほどNeilsen Bookという中立的調査会社からそれを確認する消費者データが一部公開された (The Digital Reader, 1/27)。販売市場と違う傾向が出ているのは、定額制が販売を損なうものでないことを示している。 … [Read more...]

WSJの週間ブックチャートにE-Bookデータ追加

Wall Street Journalは10月最終週の週末から、週間E-Bookベストセラー・リストの掲載を開始した。すでにNY TimesとUSA Todayは今年初めから掲載しているが、WSJ版ではアマゾン、B&N、アップル、Googleの大手4社がBookScanのニールセン社と販売データを共有することになり、初めてほぼ完全なランキングになった。フィクション(E-Book+ハードカバー)、ノンフィクション(同)、フィクションE-Book、ノンフィクションE-Bookの4種類のデータが提供される。 … [Read more...]

著者へのデータ開示:変化するパワーバランス (♥)

米国では、出版契約の締結に際し著者と出版社が直接交渉することは一般的でなく、著者側エージェントが代理人として行う。交渉で物を言うのはやはり情報の多寡なのだが、有名な著者でもないと大手出版社の優位は揺るがない。E-Bookの登場で力関係が変わるとも考えられたが、出版社はむしろ取り分を高めたと考えられている。しかしアマゾンがその情報をタダで提供するようになって状況は一変した。なんと大手出版社も著者への情報サービスを始めたのだ。 [全文=♥会員] … [Read more...]

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