B&Nの「特別な冬」

Barnes & Nobleにとって、たぶん今年のホリデー・シーズンは特別なものとなるだろう。同社は先週ニューヨークで戦略発表会を開催し、Nookの新製品や、ホリデーギフトにフォーカスした対話型アプリを披露した。「弊社はテクノロジー企業ではない」とNookからの離脱を宣言したばかりだが、やはりニュースにできるものはデジタルなようだ。 … [Read more...]

B&N Nookはどこで間違ったのか (♥)

Kindleとほぼ同じビジネスモデルで出発し、2010年時点では並ぶ存在だったNookの敗北は、歴史的な意味を持っている。デジタルはもともと「勝者総取り」という性質が強いが、世界最大の書店が新興のオンライン書店とE-Bookで対決して完敗し、本業も危機に瀕している。その理由を吟味することは、今後5年間に起こることを知る上で重要だ。[全文=♥会員] … [Read more...]

B&NがついにNookギブアップ宣言

B&Nの創業者兼大株主であるレン・リッジオ氏が初めてNook事業の失敗を公式に認めた。Kindleから2年遅れて(2009年11月)スタートしたNookは、世界最大の書店のE-Book事業として始まり、2013年まではシェア2位で期待と注目を集めたが、マイクロソフトとの提携に失敗したあたりから急坂を転げるようになっていた。 … [Read more...]

「世界最大の書店」に買い手は見つかるか

Barnes & Noble (B&N)が自身の売却について投資銀行筋と交渉を行っている、という噂を金融情報メディアのDealReporter (DR)が伝えた。B&Nが否定したことで噂に火が点くことはないが、株主を中心に低迷する株価に不満が高まっていることが背景にあると思われる。問題は、買い手が(アマゾン以外に)見つかりそうもないことだろう。 … [Read more...]

倒産危機を迎えた「世界最大の書店」 (♥)

久しく米国書店業界に君臨してきたバーンズ&ノーブル(B&N)の衰退が顕著になってきた。最近の決算について、CNNは「アマゾンに潰された」とまで言った。これは普通ではない。本誌はもっぱらデジタル部門のNookを中心に見てきたのだが、どうやら本質的な問題はNookよりむしろ本体(書店チェーン)のほうにあったようだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

見放されつつあるB&N Nook

アマゾンを追走していたはずのB&N Nook の持続性に疑問符が付き始めた。デジタル事業の売上は下げ止まらず、MSとの提携は解消。Web版は機能停止に見舞われ、欧州事業も英国を残して撤退。そしてB&Nは新社長を発表した。分離は決まっているがまだ買い手はつかず、E-Reader新製品に関する情報も絶えている。Nook の混迷はさらに深まっている。 … [Read more...]

B&Nがマイクロソフトと“協議離婚”(♥)

B&Nは12月3日、マイクロソフトと共同出資して設立したNook Mediaの持ち株を、約1.25億ドル(現金は6,240万ドルで残り半分は株式)で引き取ることを明らかにした(→ロイター報道)。2年間の合弁に終止符を打ったMSは出資額(3億ドル)の大半とこれまでの投資金額(5億ドル以上?)を失うが、3年以内に売却した場合には売却益の22.7%を得る。B&NはNookの分離独立を2015年夏をめどに行うとしている。『全文=♥会員』12月中特別公開 … [Read more...]

後退を続ける“ナンバー・ツー” Nook

Barnes & Noble (B&N)が9月9日、2015会計年度の最初の四半期決算を発表し、売上が12億ドルで前年同期比で7.0%の減収。連結営業赤字は、8,700万ドルから2,840万ドルに減少したことを明らかにした。注目のNook Mediaの売上は、ハードウェアの新製品がなかったことで半分以下の7,000万ドルに落ち込んだが、赤字も450万ドルと一桁減少して命脈を保った。 … [Read more...]

B&NがNook Galaxy Tab 4をリリース

B&N/Nook Mediaは8月20日、2年ぶりとなるタブレット Nook Galaxy Tab 4 をサムスンエレクトロニクスの協力のもとにリリースした。7型179ドルだが、Kindle Fire HDXに対抗する性能を実現している。タブレット市場の成長が鈍化し、メディアストアのブランド・タブレットの将来性も不透明になる中で、このパートナーシップの持続性が問題となる。 … [Read more...]

B&Nが赤字Nook Mediaの完全分離へ

Barnes & Noble (B&N)の取締役会は6月24日、2015年第1四半期をめどに書店事業とNookおよび大学書店事業を分離し、2つの上場企業への分社を目ざすことを決定した。5月3日で終わる前年度決算の発表の中で述べられたものだが、ここでの数字は6.7%の減収(63億8,000万ドル)と増益(710万→2億5,100万ドル)であった。しかしNook事業はなお2億1,760万ドルの赤字。 … [Read more...]

2014年10大予想 (1):Nookが消える

毎年、この世界の有力アナリストによるE-Book「×大予想」を紹介してコメントしてきたが、今年もやっておこう。専門家は重要なトレンドと思われる動きを、兆しの段階で捉えそれらが拡大する時期を予想する。そのまま当たらないものもあるが、ほぼその通りになることは多い。少なくともトレンドを形成する要因を分析しているので、役に立つものであることは間違いない。 … [Read more...]

B&N Nookの低落が続き危険ゾーンへ

B&Nは11月26日、10月26日で終わる四半期(2Q14)の決算を発表し、売上が前年同期比8%減の17億3,000万ドルに終わった一方で、営業利益(EBITDA)は6,650万ドルから7,570万ドルに増加したことが明らかになった。純利益は1,320万ドルで前年同期の赤字から回復した。深刻なのはNook事業で32%減の1億870万ドル。デバイス関係は41.3%減の5,100万ドルとなった。 … [Read more...]

E-Book価格とマーケティング:Nookの教訓(♥)

米国における大出版社の「定価カルテル」の終焉と「卸販売制」への回帰の結果がどうなるかについて、これまではもっぱら、出版社の“$9.99問題”として検討されてきた。つまり、新刊E-Bookが安い価格で販売されることによって、紙が売れなくなることだけが注目されていたわけである。本誌はこの「カニバリ幻想」を一貫して批判してきたのだが、減ったのはハードカバーではなく、Nookのシェアだったという事実をどう考えたらよいだろうか。[全文=♥会員] … [Read more...]

「定価販売」の終焉がNookを潰した!?

米国市場でアマゾンに次ぐ座にあったB&Nの急速な没落の直接的原因については、デバイスの失敗という以外に説明らしいものがなく、気になっていた。Digital Book Worldのグリーンフィールド編集長は、8月22日の記事で「エージェンシー価格の終焉こそ Nookの死の主因ではないか」という仮説を提起している。昨年秋に始まった「定価」の崩壊と Nookのシェア低下、赤字の急増は、時期的に正確に一致する。果たして…。 … [Read more...]

進むに進めず、引くに引けないB&N (♥)

B&Nは2014年1Q (13年5-7月)の決算を発表したが、売上が8.5%減の13億ドル、連結損失は8,700万ドルと倍に膨らんだ。Nook事業の急降下が止まらず、前年同期比20%減の1億5,300万ドル。タブレットからの撤退を表明しているデバイスは当然としても、コンテンツも減少しているのが痛い。リッジオ会長による書店の買取り計画は「延期」と発表。しかし、不思議なことに従来の路線を撤回して、正攻法による復活を表明している。これはどう読めばいいのか。[全文=♥会員] … [Read more...]

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