オライリーがTOCから撤退:議論からビジネスへ

TOC (Tools of Change) Conferenceを主催しているオライリー・メディアのティム・オライリーCEOは5月2日、今年をもってTOCから撤退することを表明した。すでにデジタル出版が普及したいま、出版とテクノロジーの対話の場を提供することから、独自のツールを市場化することに集中する、としている。2007年サンノゼで第1回を開催して以来、新(Web)世代の出版技術の発展方向をリードしてきたTOCは、7年でその役割を終えることになった。 … [Read more...]

「iPadでオライリーの本は読まない」謎

動物の表紙の情報技術書で知られるオライリー社は、DRMなしで多様なフォーマットのE-Bookを直販し、複数のダウンロードを認めることで、誰がどんな形で読んでいるかを把握しているが、同社のジョン・ウィルカート氏は最近、そうした読書習慣を示す興味深いデータ(相対比)を公開した。それによれば、PDFとコンピュータがなお最も重要なフォーマットとデバイスであることを示している。驚きは、iPadが主要なデバイスとしてはほとんど使われることなく、また補助的なものとしても低いことだ。 … [Read more...]

技術系読者はPC+PDFでE-Bookを読む

オライリー(O'Reilly)はWeb/出版技術に強いIT系出版社だが、同社のE-Bookの利用者に対して最近行った調査で、デバイスはPC、フォーマットはPDFが最もポピュラーだったことが明らかになった。46%はもっぱらPCで読んでおり、非PC系ではiPadが25%で2位。半数あまりはリフロー系ではなく、PDFで読んでおり、EPUBは31%でMobiは17%。PCで日常的に作業し、AcrobatでPDFドキュメントを読む機会が多い技術者は、自然とこの組合せになる。(O'Reilly Radar, 03/22による) … [Read more...]

オライリーが印刷本を段階的に廃止しPoD移行

米国の書籍流通大手のイングラム・グループ(テネシー州ナッシュビル)は4月7日、IT関連書籍出版のオライリー・メディア社から書籍在庫管理を受注するとともに印刷本の流通を段階的にプリントオンデマンド(PoD)に移行していくことを明らかにした(リリース)。同社は出版社向けの電子本/印刷本の一貫した取次・在庫管理ソリューションとPoDを提供しているが、このサービスを利用することにより、オライリーは、印刷コストと在庫負担からの解放を目ざしている。デジタル時代に適応できる印刷本の製作・流通システムが、出版社、書店、印刷会社にとって重要なテーマとなってきた。 … [Read more...]