
POD
Kindle以後ノート(18):PoDの「デマンド」
アマゾンの「KDP Print」のサービスが(日本を除く)数ヵ国で開始され、この会社が一貫して目指してきた出版サプライチェーンのイノベーションが完成に近づいてきた。しかし、PoDの歴史は意外と長く、内容は千差万別だが、K […]
アマゾンCreatespaceをKDP Printに吸収 (♥)
米国アマゾンは、制作サービスのCreatespaceをKDP Printと統合することを発表した。KDPには専用のヘルプページが新設され、サービスの移行による影響とユーザーが取るべき作業を説明している。かねて予想されてい […]
KDPに新しい印刷本プログラム (♥)
米国アマゾンは7月10日、KDPを一般書店流通に拡大した新プログラム Expanded Distributionを発表した。これを使うことで、ペーパーバック書籍をオンライン、書店その他に配布できるが、著者の取分は小売価格 […]
アマゾン Createspaceが今春サービス停止する理由は?
アマゾンの自主出版サービス会社 Createspaceは1月24日、現在の顧客に対して同社が今春4月20日をもって営業を停止すると通知した。受託したファイルの更新は3月15日まで受け付け、すでに発行されたタイトルには影響 […]
デジタル印刷のビジネスモデル(1):PoD 2.0?
この10年、出版界はもっぱら「紙かデジタルか」について考えてきたが、コンテクスト(5W1H)によって答が異なる問題に二者択一を求めるのは、むしろ現実回避の愚問だったというしかない。いま印刷の側の技術革新が進行し、すべての […]
ReedsyとBlurbが提携
協調型編集・制作プラットフォームを提供している英国のスタートアップ Reedsy(リーズィ:reed(葦)に由来)は、PoDを中心とした自主出版支援サービスで成功している米国の Blurbとの提携を発表した。原稿整理から […]
出版エコシステムの近未来:(1)アマゾンの戦略
先週の記事で紹介したアマゾン KDP Printは、キンドル出版者のためのオプションとして「簡易印刷本」を加えたものだが、紙とデジタルの両方を同時に選択肢とする、統合された出版プロセスという方向性を示した。そこでその関係 […]
KDP Print=紙とE-Bookの統合:(2) 価格/品質革命(♥)
「紙 vs. デジタル」が無意味であること、どちらもオンラインに吸引されていることは米国市場の実態が示している。アマゾンは、フォーマットの選択を読者に近づけることでさらに多くの出版者を惹きつけようとしている。価格を下げれ […]
KDP Print=紙とE-Bookの統合: (1) PoD
アマゾンは昨年夏からテストしてきたKDP Printを公開ベータ版に格上げして商業サービスへの準備に入った。これはデジタルと紙の市場を透過的にすることで、KDP本の市場を拡大するものと考えられる。これまで「印刷本の電子化 […]