ランダムハウスが料理本紹介のThe Bookshop

ランダムハウス社 (RH)のフードレシピ・コミュニティ+ブログであるTasteBookは4月24日、他社刊行物を含め、料理本や食品関係のタイトル1万点以上に関する情報を提供するオンライン読書ガイド The Bookshop を立ち上げたと発表した。フォーマットを問わず、料理書に関するガイド情報を提供し、各種書店での購入に導くもの。 … [Read more...]

始動する米国大手出版社のデジタル・ブランド戦略 (♥)

米国の大手出版社がデジタル・ブランドを次々と立上げ、そのすべてがジャンル・フィクションであることが注目されている。各社が同じシフトを採ったということは、これが新しいオーソドックスになりつつあることを意味する。そこで背景を考えてみたい。デジタル・フィクションは21世紀の“パルプ・フィクション”であり、伝統的出版人の眉を顰めさせながらも、産業的、技術的、社会的、文化的に新しい地平を切り開いていくだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

ランダムハウスが進化する対話型 eCookbook

ランダムハウス社は6月11日、拡張型E-Bookによる新しい料理本の試行版で、この分野の可能性を開拓していく計画を発表した。iBooks Authorを使用してアップルストア向けに開発したシリーズに続いて、EPUB3版でプラットフォームをさらに拡大していく方針。同社のeCookbook は、ユーザー体験(UX)の拡張にフォーカスし、既存の印刷本をベースにしながら、画面表示・操作に最適化するよう機能を拡張させている。今後は月に1、2点のペースでリリースしていく予定。 … [Read more...]

『フィフティ・シェイズ』でランダムハウスが空前の増収増益

ランダムハウス社の親会社ベルテルスマンは3月26日、RHが2012年に空前の業績を達成したことを明らかにした。売上は22.5%増の21.4億ユーロ(約2590億円)、経常利益(EBIT)は75.6%増の3億2,500万ユーロ(約393億円)。この記録達成に寄与したのは『フィフティ・シェイズ』で、全フォーマット、全言語を通算して7,000万部に達したという。マルクス・ドーレCEOは、スタッフの「著者/コンテンツ中心型でマーケット/読者指向の戦略の最も効果的な実現」を称えた。しかしメガヒットの影が薄れる2013年はより平常に近いものとなることを予想している。 … [Read more...]

ランダムハウスがデジ・ブランドの契約条件を改訂

3月12日付の記事でランダムハウスのデジタル出版ブランドの契約条件をSF作家団体 (SFWA)が批判した事件をご紹介したが、日本時間で13日、ランダムハウスは提示していた条件を大きく改訂し、さらに作家が従来型モデルをオプションとして選択できるようにした(→リリース)。これによって「作家からの搾取」「虚栄出版」という非難を回避することを意図したものだが、おそらくは最もやりたくなかったことだ。作家がどう反応するかは現時点で不明だが、巨大出版社を動かしたSFWAの力は相当なものがある。(図はHydraを退治するヘラクレス)。 … [Read more...]

ランダムハウスがSNSアプリ BookScoutを更新

ランダムハウス社は3月13日、1月22日に静かにスタートしたFacebookの BookScout アプリを更新した(→リリース)。FacebookのタイムラインとAboutページの機能向上に対応したもので、アプリ上でのユーザーの活動を Facebookのタイムラインに反映されることが出来るようになった。タブレット上での操作性も改善された。近日中にスマートフォン向けの最適化や「推薦」機能の拡張などが予定されている。スムーズな機能拡張は利用と表裏の関係にあり、このアプリが本気のもので、軌道に乗りつつあることを示している。 … [Read more...]

出版に非ず、とSFWAがランダムハウスを非難

米国ランダムハウス社の新しいデジタル専門SF出版ブランド Hydraが作家に提示した契約条件を巡って、SF作家協会 (SFWA)との間で紛争が持ち上がっている。著作権および二次著作権を含め、前渡金(advance)なしという契約条件にSFWA側が激怒し、事実上のボイコット呼びかけに発展したものだ。客観的に見てこれは新しいビジネスモデルとも思えず、長年にわたって前渡金こそが(額の多少にかかわらず)職業作家の証であり、死活的なものであったことを考えれば、作家を怒らせただけだ。 … [Read more...]

ランダムハウスが今度は17歳作家で連続ヒットを狙う

アマチュア作家のための投稿サイト、Wattpad で作品を発表した英国の17歳の女子高生が、いきなり老舗のランダムハウスからメジャー・デビュー。同時にベストセラーにランクインして話題になっている。大手出版社が自主出版物だけでなく、オンライン小説から新人を発掘したこうしたケースは異例と言えるが、Webによって新人のデビューの仕方が変わってきたことを示す。もっともE.L.ジェームズのヒットで社員に5,000ドルのボーナスが出たランダムハウスが「次」を探すのは当然。 … [Read more...]

ランダムハウスがFacebookアプリBookScout

ランダムハウス(RH)は1月22日、Facebookを使った推薦情報の提供を目的としたアプリ、BookScout を公開した。同社のデジタル・マーケットプレイス開発グループがつくったこのアプリは、Facebookユーザーがお気に入りの著者、タイトルに関する情報をタイムラインに沿って共有できるもの。各書店の「購入」ボタンが付いているので、Facebookの「いいね」に刺激された人がすぐに買えるようになっている。RH以外の出版社のタイトルも含まれている。 … [Read more...]

ランダムハウスがスペイン語出版を強化

ランダムハウスとペンギンの合併を決めたばかりのベルテルスマン・グループは11月5日、イタリアの名門モンダドーリ社との合弁企業であるランダムハウス・モンダドーリ(RHM, 本社バルセロナ、2001~)を完全子会社化した。RHMがカバーしているスペイン語圏(ラテンアメリカ)市場への取組みを本格化させるもの。M社との提携関係は当面維持し、経営陣やラテンアメリカを中心とした組織編成に変更はない。これは名実ともに「世界最大の出版社」を目指すRHのグローバル戦略の一環。 … [Read more...]

世界規模の出版再編:ランダム+ペンギン=?(♥)

世界6大出版社のランダムハウスとペンギンをそれぞれ傘下に持つ巨大メディア・グループのベルテルスマンとピアソンは、両社の合併に向けての作業が進んでいることを10月29日、公式に認めた。すでに独禁当局の承認を残すのみとなっているもようで、2013年後半には、世界で従業員9,000人の巨大出版社ペンギン・ランダムハウス(PRH)が誕生する。PRHのCEOには、株式の53%を所有することになるRHのマルクス・ドーレCEOが就任する予定。これは不況時に典型的な赤字合併ではない。 [全文=♥会員] … [Read more...]

デジタルも紙も絶好調のランダムハウス

ランダムハウス社の今年前半の決算は、E-Bookと3,000万部を売ったベストセラー(Fifty Shades of Grey、半分はE-Book)の追い風を受け、前年同期比約20%増の9億4,700万ユーロ(約935億円)という記録的な数字となった(DBW, 8/31)。営業利益も2倍近くの1億2,300万。米国でのデジタル比率は27%で、年間で30%に達するのはほぼ確実となった。紙の好不調に左右されず、デジタルで確実に高成長するという経営方針が、最高の形で実現した。 … [Read more...]

ランダムハウスTVで始動するBMG新メディア戦略

ランダムハウス社は7月25日、親会社のベルテルスマン系フリーマントル・メディア(Fremantle Media)と独占契約してRandom House Television(以下RHTV)という新しいプロジェクトを米国LAを拠点に始めたことを明らかにした(paidCpntent, 7/25)。同社の刊行本に基づいたTV番組の企画制作にあたるもので、著者の協力が期待されている。フリーマントルは欧州最大の放送会社RTLグループの傘下企業で、番組制作と国際的な配給を行っている。 … [Read more...]

ランダムハウス社の新人事にみる成長指向 (♥)

ランダムハウス社はデジタル部門の幹部4名を上級副社長(SVP)に昇格させる人事を発表した(DBW, 07/12)。同社は「多層的デジタル戦略は、当社と出版事業の勢いを加速させる上で不可欠なもので、今回の昇格は、その方向性への着実な歩みを示す」とコメントしている。新SVPは、6月にCOO(実質的な社長)に就任したマデリーン・マッキントッシュ氏の下でデジタル戦略の策定と実行に携わることになる。[全文=♥会員] … [Read more...]

ランダムハウス社が図書館向けE-Book大幅値上げの波紋

米国図書館向けのE-Bookの提供継続で合意したランダム・ハウス社(RH) [»関連]は3月2日、販売価格を最大3倍に引上げた。値上げショックは全米に広がっており、50%程度を予想していた図書館関係者の失望は憤激に変わりつつある。「大手出版社は図書館を憎んでいる」と受け止めた関係者も少なくない。事態が感情的に悪化する前に、透明性があり、合理的、妥当なビジネスモデルを出版社が提案し、図書館の合意と協力の下に確立していく積極性が求められる。 … [Read more...]

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