ランダムハウスがデジ・ブランドの契約条件を改訂

3月12日付の記事でランダムハウスのデジタル出版ブランドの契約条件をSF作家団体 (SFWA)が批判した事件をご紹介したが、日本時間で13日、ランダムハウスは提示していた条件を大きく改訂し、さらに作家が従来型モデルをオプションとして選択できるようにした(→リリース)。これによって「作家からの搾取」「虚栄出版」という非難を回避することを意図したものだが、おそらくは最もやりたくなかったことだ。作家がどう反応するかは現時点で不明だが、巨大出版社を動かしたSFWAの力は相当なものがある。(図はHydraを退治するヘラクレス)。 … [Read more...]

出版に非ず、とSFWAがランダムハウスを非難

米国ランダムハウス社の新しいデジタル専門SF出版ブランド Hydraが作家に提示した契約条件を巡って、SF作家協会 (SFWA)との間で紛争が持ち上がっている。著作権および二次著作権を含め、前渡金(advance)なしという契約条件にSFWA側が激怒し、事実上のボイコット呼びかけに発展したものだ。客観的に見てこれは新しいビジネスモデルとも思えず、長年にわたって前渡金こそが(額の多少にかかわらず)職業作家の証であり、死活的なものであったことを考えれば、作家を怒らせただけだ。 … [Read more...]

Scroll Up