Kindle以後ノート(11):Webと出版

アマゾンの「パーソナライゼーション」は(億単位の)ユーザーを基点に置いている。比喩でもなんでもなく、UI/UXのモデル化、アルゴリズム化によって、ニーズを比定するためだ。それによってユーザーのモードに最適化した「メディア」を仮想化して得ることが出来る。アップルのようなメディア(ガジェット)のメッセージ性ではなく、Googleのようなメッセージの自在性とも違う発想だ。 … [Read more...]

AmazonBooksの店舗デザインの秘密

アマゾンの実書店ビジネス AmazonBooks は、顧客の「買い物体験」にフォーカスしてデザインされているが、それはスペースの経済性を犠牲にした大胆な陳列法が特徴で効果を上げている。これはデータ指向とキュレーションによって最適化した結果だ。現実の仮想化/仮想の現実(仮装)化を切替える手法をニューヨークの若いジャーナリストが分析している。 … [Read more...]

ランダムハウスからアマゾンへ (1):Kindle

Publishing Perspective (11/19)は、Kindleコンテンツ担当のデイヴィッド・ナガー副社長(VP)とのインタビューを掲載し、10周年を回顧した。世界最大の出版社からアマゾンに参加した彼が、Kindleの成果をどのようにみているかはとても興味深いが、顧客体験 (CX)とコンテンツ中心主義を最も重要な成功要因と見ている。 … [Read more...]

音声エージェントとメディア:(2)コンテンツの変貌 (♥)

新しいインタフェースはメディア・ビジネスのすべてに大きな可能性をもたらす。しかし、それを実際に手にできるのは、うまく適応したものに限られる。まず場所と環境を特定し、方法を知り、さらにそれを出版のビジネスプロセスに組込んでいく必要があるのだが、誰が手を付け、ボトルネックを握るかは、この5年間の最大の焦点になると思われる。[全文=♥会員] … [Read more...]

音声エージェントとメディア:(1)コンテナの変容

音声インタフェースと結びついたエージェント(IPA)技術が出版をどう変えるかという問題について、ジョー・ワイカート氏が興味深い考察を述べている。これはメディアのサービス化を促進し、ビジネスモデルの流動化をもたらす。出版については、コンテンツとサービスの両面で大きな影響を与えるだろう。 … [Read more...]

Amazon書店の謎(2):データから現実を(♥)

Fire Phoneは、アマゾンとして久々の完敗だが、後から考えるとこれはむしろ僥倖であったと思う。FPは大きなシステムの一部だが、メディア消費に向いたKindle/Fireとはかなり性格が異なり、異次元のUXを提供する「秘密兵器」だったからだ。その革新性は、なまじ「システム」が一緒に動き始めてからでは期待より反撥を大きくした可能性がある。[全文=♥会員] … [Read more...]

Amazon書店の謎(1):現実×仮想

アマゾンが本拠地シアトルの大学街に開店したリアル書店は、米国で大きな話題になっているが、まだそれが本質的に何であるか、答えは出ていない。この会社の場合、印象や常識で判断してはいけない。見えている部分は(大きなシステムの)一部であり、過去の実験の延長であり、現在と将来のプロジェクトと連携しているものだ。 … [Read more...]

出版におけるUXを考える(2):アマゾン(♥)

UXで重要なのは、もちろん「ユーザー」と「体験」である。出版におけるUXでは、ユーザーが誰であり、体験とは何であるかを明示することが鍵になるだろう。それによって5W1Hの残りの<いつ、どこを、どうやって>改善していくかを決めることが出来る。出版におけるUXの実践は将来の課題ではない。アマゾンという圧倒的な成功企業がいる。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版におけるUX(1): 戦略的UXの最前線

昨日から「UX戦略フォーラム」という2日間のイベントに参加の機会を得たので、出版の世界ときわめて関係の深いこの新鮮なテーマにたっぷりと浸かって頭をリフレッシュさせた「体験」の感想をランダムに記すことにして、計10セッションあまりのプログラムはこちらをご確認いただきたい。 … [Read more...]

クレヨンからARへ:UXの旅 (♥)

ディズニー・リサーチは、Coloring Books(ぬり絵帳)に対話型AR(Augmented Reality=拡張現実)技術を適用した3Dアプリケーションのデモを公開した。ぬり絵をデジタル化するクレヨラ社のColor Aliveに対話技術を持ちこんだもの。製品化にはまだ早いが、ARの可能性および本質を示すものとして注目すべきだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

アップルがiPhone/iPadの新シリーズ

アップルは9月9日、iPhoneとiPadの新製品をリリースした。いずれもサイズの多様化と、それに伴う機能・操作性・画面表示の拡張が中心で、いずれも実用的観点からはとても理解しやすい。しかし、このブランドに期待されるユニークさはなく、ジョブズ時代からの距離をあらためて実感させられる。つまりこれらは高級感のある実用品として考えるべきだろう。 … [Read more...]

ボーン・デジタルなE-Bookへ (♥)

GoogleのPlay Booksは、これまでデジタルブックに大胆な投資を行いながら、これまで商業的には成功してこなかった同社が、この分野を断念していないどころか、さらに大きなスケールでアプローチしている端緒であると考えられる。それはE-BookのUIの開発競争で促進されるノン・フィクション系書籍の成長と市場再編によって実証されるだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

新聞モデル再構築に挑むWポスト紙(♥)

ジェフ・ベゾス氏が2.5億ドルを投じてワシントン・ポストのオーナーとなって1年が経過した。これまでメディアビジネスの再発明をリードしてきた人物にとっても、ビジネスモデルの支柱を失い慢性赤字に陥っている新聞ビジネスは最も難しい領域に属すると思われる。DigiDay (by Lucia Moses, 08/05)は変革の1年目を10項目にまとめている。[全文=♥会員] … [Read more...]

UIの権威ニールセン博士がKindle FireのUXを酷評 (♥)

UI/UXの権威であるヤコブ・ニールセン博士のニューズレター、Alertbox12月5日号は、Kindle Fireのユーザビリティについての定性評価レポートを掲載し、「すべてが小さすぎる」KFのUIがもたらすUXを辛辣に批判しつつ、7型タブレットのUIデザインの特異性と、この“中途半端な”判型に適したデザインの必要を指摘した。故ジョブズは“7型iPad”について、「人間の指が縮まない限りはない」と否定したことは有名だが、この問題はどう乗り越えられるだろうか。なお、Fireファンからの炎のような非難に対して、丁寧に反論するところはさすが。 [全文=♥会員] … [Read more...]

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