「マンガ」のレイアウトを考える (1) 連続性 (♥)

9月18-19日に東京の慶応大学で開催されたW3Cワークショップの議事録とレポートが公開された。「デジタル出版物のレイアウトと表現:マンガから雑誌まで」と題したイベントについては筆者が記事にしている。今回発表されたのは、スタッフの速記に基づく議事録で、このテーマに関心を持つ者にはとても有用かつ貴重なものだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

固定レイアウトを脱構築する:W3C東京(♥)

9月18-19日の2日間、慶應義塾大学SFC研究所とAPLがホストになったW3Cの「デジタル出版におけるレイアウトと表現に関するワークショップ」が東京・三田で開催された。EPUB標準に関する活動が、昨年2月にIDPFからW3Cの下に移管されて初めての日本でのミーティングのテーマが「固定レイアウト」になったのは自然なことだった。[全文=♥会員] … [Read more...]

「未来」への対話 W3C Publishing Summit:(3)宿題 ♥

ティム・オライリー氏は、さすがに本質を理解している。出版者の課題は、どんな小さな分野にせよ、アマゾンよりうまく読者と結びつくことなのだ。でないと、テクノロジーの成果はほとんどアマゾンに持っていかれる。その意味で、ビジネスと直結するテクノロジーの議論が出版関係者によって十分になされていないのが気になる。筆者なりに 整理してみたい。[全文=♥会員] … [Read more...]

「未来」への対話 W3C Publishing Summit:(2) 技術 ♥

未来を拓くテクノロジーに関する発表はこの場に相応しく、ハイレベルな内容だったと思われる。これらは別に紹介することにしたい。パーソナライゼーションとVR/ARは組合わせることにより、教育でもエンターテインメントでも出版/コンテンツの内容を大きく拡張することになるだろう。EPUB4への議論が深化することが期待される。[全文=♥会員] … [Read more...]

「未来」への対話 W3C Publishing Summit:(1)課題

W3Cは11月9-10日の2日間、サンフランシスコにおいて2月のIDPFとの合併後の最初のイベントである Publishing Summit を2日間にわたって開催し、EPUBの発展方向を中心に議論した。出版、図書館、IT開発などの関係者から経営者、クリエイターまで約200人が世界各国から参加した。Webとの対話による出版の新しい展開が始まった。 … [Read more...]

慶應SFCにPublishing@W3Cの活動拠点を設置

W3Cのアジアにおけるホストの一つである慶應義塾大学SFC研究所と出版大手4社および出版デジタル機構は6月27日、EPUB規格を中心に、共同で未来の出版に関する研究をおこなうAdvanced Publishing Laboratory (APL)の設置で合意したことを発表した。2年間の時限プロジェクトで、日本におけるPublishing@W3Cの活動の拠点になることが期待される。 … [Read more...]

W3Cが11月にPublishing Summitを開催 (♥)

W3Cは6月19日、第1回W3C Publishing Summit を11月9-10日にサンフランシスコで開催すると発表した。標準策定活動を担うPublishing Working Group (PWG)を先週発足させたW3Cの出版コミュニティは、今年最大のイベントを11月に設定した。EPUB3以後、やや脱力感があった標準化サイクルが再始動する。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版とWebの融合を考える

IDPFとW3Cの合併がようやく発効したが、デジタル出版の標準化とWebでの出版の標準化の活動が統合されただけで、そう喜んでいるわけにはいかない。在来の出版ビジネスのデジタル転換は停滞しており、何よりも商業出版社に戦略がなく、方向性を見失っている。何がしたいのか、するべきなのかを知っていないと、EPUBは使えないし進化もしない。 … [Read more...]

Publishing@W3Cがスタート

IDPFとW3Cの合併が2月1日、W3Cのティム・バーナーズ-リー氏から正式に発表された。最終段階で反対論が出て揉めていたが、7ヵ月に及んだ合併ドラマは、IDPF会員の88%が11月の提案を支持したことで完結した。しかし、W3CあるいはWeb世界における出版標準問題への取組みはこれから始まる。 … [Read more...]

マッコイ氏最後の説得 (3)出版の再生 (♥)

ビル・マッコイ氏は1987年以来、一貫してアドビ・システムズに籍を置いており、出入りの激しい業界では珍しい「永年勤続型」幹部だ。彼にとって「デジタル出版」は終生のテーマであったように思われる。彼の文章は解説を必要としないが、その「説得」の歴史的な意味については、やはり触れておくべきだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

マッコイ氏最後の説得 (2)W3Cは出版の飛躍の場

マッコイ氏の「説得」の後半をお届けする。ここではW3Cという「場」が持つ意味が強調されている。IT標準化コミュニティの中心に近い人以外には簡単に理解して貰えないが、これは真実だ。狭い標準は、広い標準に呑み込まれる。HTMLとの距離が遠いほど、技術の生存可能性は低くなる。そしてEPUBは永続性がなければ使命を果たせない。 … [Read more...]

マッコイ氏最後の説得 (1)出版の未来はWeb

「IDPFを救え、EPUBを救え」委員会声明については先日の拙稿で紹介したが、IDPFのビル・マッコイ事務局長がDBW (1/18)において反論を行った。合併に関する事実誤認を指摘しつつも、W3Cのもとでの将来のEPUBの役割に対する懸念については、今日のE-BookバリューチェーンでEPUBが果たしている重要性を反映するものとして理解を示している。 … [Read more...]

IDPF=W3C合併に土壇場の反対行動

W3CとIDPFとの合併(と後者の解消)は、すでに時間の問題と考えられているが、OverDriveのスティーブ・ポタシュCEOなどは「IDPFを救え、EPUBを救え」というイニシアティブをデジタル出版コミュニティに向けて立上げ、合併阻止を呼びかけている。最終段階での阻止行動を事務局はどう収拾するだろうか。 … [Read more...]

2016-17年のトレンド:(9) Web化する出版

出版における標準化とは、今日から明日につながる出版を定義するものである。ここでは商業出版だけではなく、あらゆるタイプの出版が、連携を保ちつつ多様なコンテンツとサービスを発展させるための産業=技術インフラが求められる。IDPFはW3Cとの合併によって、それがWebと不可分であることを宣言した。 … [Read more...]

Ember BoldフォントとKindleの「太字」問題

アマゾンは最新世代Kindle向けファームウェアの更新(5.8.7)でEmber Boldフォントをメニューに追加したことを明らかにした。Kindleが太字書体を使えない状態を放置してきたことは、弱視に苦しむ少なからぬユーザーの不満を鬱積させてきたので、これは同社としては重要な一歩だ。しかし、なおKoboに比べて遅れているという批判は消えない。 … [Read more...]

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