「書物における明治二十年問題」は、私たちが「紙かデジタルか」などという不毛な近視眼的見方を抜け出し、書物の歴史をふまえた創造的な議論に進んでいく重要な手がかりを与えている。本フォーラムでは、これを出発点として前進すべく、橋口侯之介さんと小林龍生さんと鎌田による「鼎談」を企画した。これがさらに分岐を生み、リンクを広げて新しい「書物」の実験にもなることを期待している。まずは鎌田が受け止めたことをまとめておく。(鎌田) ... [続きを読む]
Framework of Electronic Publishing