日本市場についての鋭い観察を欧米のメディアに提供しているロビン・バートルさんがPublishingPerspectivesに書いた最新記事の翻訳版をお届けする。原題の"When Push Comes to Shove"は、ロック・ファンにはおなじみの文句だが、どうにも訳しにくい。楽天/KoboとKindleによって、対岸の火事の火の粉が降りかかり、とうとう…という語感か。本記事は、しかし現状分析に止まらず、日本の出版社、あるいは出版を志す人々に必須と思われる4つの建設的提言を行っている。(鎌田解題) ... [続きを読む]