「音楽は言葉で名づけることが出来ず、知ることが出来ないことを伝える」とレナード・バーンスタインは言っている。音楽は「体験でありコミュニケーション手段」でもあるということだ。とはいえ、音楽について語られることは、演奏はもちろん、楽理や記譜法からコンサートの絶叫に至るまで、古来尽きることはない。それは体験が基本的に「意識 (内的知覚現象)」に属することで、語り・伝えきれないものだからだ。バーンスタインも、あらゆる場所で、あらゆる人に話すのが好きだったが、それ以上に「音楽」を表現したかった。(写真はオランダ出身のエディ・ヴァン・ヘイレン) ... [続きを読む]